2018/08/10

ちょっとプログラミングに慣れて来たなと思った時に読む本

T-pointが貯まっていたので、何かプログラミングの本を買おうと思いまして、いろいろと検索していましたら、すごく評判の良いものを見つけました。その名も「リーダブルコード」。プログラマーの方々の間では常識かつ必須の本だそうです。
ポイントで実質無料で買えました。
時間を見つけて、40歳で0から始めた独学でのプログラミングの勉強は、2年目を迎え、着実に知識は増えておりますが、私のように周りにプログラミングをする人が一人もいない中で独学で勉強すると、プログラミングの世界の常識が分からない。したがって、自分なりのやり方で進むしか無い。しかし、これがよろしくない。私にはちょうど良い時期に出会えた良書ではないかと思います。
内容はタイトルの通り、リーダブルなコードにするための本です。つまり、理解しやすく、メンテナンスもしやすいコードを書くための本です。私はほぼできておりませんでした。お恥ずかしいかぎりです。しかし、できていないことに気づけたことは大きい。
独学でやっていると、なかなか他人の視点や評価を頂けることはありません。したがって、自分本位なコードになりがちです。この本は、自分なりにつけたコメントや変数名やロジックを、もっとこうしたほうがいいよ!こうすると誰が読んでも理解できるようなコードになるよ!未来の自分が読んでも分かりやすいよ!と、まるでアドバイスをしてくれているような内容です。ただ、プログラミングの全くの初心者(変数って?関数って?という状態)の方が読むと恩恵は少ないように思います。初心者の方はまずはプログラミングをやってみて、楽しさを知ったり、慣れることのほうが大事ではないかと思います。そして私のように少し慣れてきたかな?と自身で感じるようになってきたら、読んでみてはいかがでしょうか。
この本を読んで、私は「プログラミングって本の出版と同じようなもんだな」と感じました。本屋歴22年の私はそれなりに本に関しては知識も経験もあります。そして出版の経験も少なからずあります。例えば、著者は理解できているが、内容が難解で誰も理解できないような本があったら、あなたは読みますか?難解な言葉や漢字を多く使っているにも関わらず、注釈が全く無い本ってどう思いますか?全然話の筋が通っておらず、最終ページになってもまとまっていない本ってどう思いますか?読みたくなくなりませんか?難解な内容だけど、なるべく簡単な言葉を用いて注釈などで説明している本やしっかりと筋ができている本のほうが読みやすくないですか?もちろん本の中には、理解できるものならしてみろ!というスタイルの、破壊的でカオスな本もあり、魅力的ではありますが、プログラミングの世界ではただマイナスでしかないように思います。

リーダブルコードは、プログラミングでもそうしようぜ!というような内容だと私は感じました。何回も読んで、実践し、身につけていきたいものです。実践あるのみ!できることからコツコツと。