2019/11/14

Manjaro OpenBoxでJava・Clojure環境を整える

Manjaro OpenBox

ここ最近、何かとストレスフルな状況だったので、気分転換にManjaro Linuxのデスクトップ環境を変えることにしました。以前まではXfceを使用しておりましたが、今回はOpenBoxにしました。OpenBoxは非常にスッキリとしたおしゃれ、かつPCにも優しいデスクトップ環境です。
それはともかくとして、今回クリーンインストールしましたので、またゼロから環境作りを行いました。日本語入力・出力の設定、各言語の開発環境の構築、エディタの設定など、しばらくやっていないと忘れそうなものばかり。
今回は少々面倒だったJavaとClojureの環境作りについて書き留めておきます。

Java環境構築

以前Xfceのほうを使っていた時は、確か自身で整えたのではなく、もともと入っていたような気がします。しかし、今回のOpenBoxのほうでは、どうやら入っていないようだったので、諸々自分でインストールしなければなりませんでした。
まずインストールするものはjava-runtime-commonjava-environment-commonです。このjava-runtime-commonの中にarchlinux-javaというスクリプトが入っていて、これを使うことで、デフォルトの環境やバージョンの変更ができるようになります。パッケージマネージャからインストールできます。
次にインストールするものは、私の場合JavaもClojureのleiningenも使う予定だったので、leiningenで推奨となっているOpenJDK8の諸々のものとなりました。jre8-openjdk-headlessjre8-openjdkjdk8-openjdkopenjdk8-docopenjdk8-srcです。
これらをインストールし、一応再起動します。すると以下のコマンドでJavaが使えるようになっていることが確認できるかと思います。(プロンプトの表示は簡略化のため、$にしています)

$ archlinux-java status
Available Java environments:
  java-8-openjdk (default)
$
Javaさえ使えるようになっていれば、leiningenは公式ドキュメントの指示通りにしていけばインストールできます。leiningenが使えるようになれば、Clojureも使えるようになります。
パッケージマネージャにはclojureというパッケージもあります。こちらはOpenJDK13になっているので、このあたりでちょっとわからなくなってしまいましたが、leiningenの推奨がOpenJDK8だったので、とりあえずこのパッケージは見送りました。正直どれが正解なのかはわからないので、詳しい方がいらっしゃいましたら、教えていただきたい。

追記(2019/11/14)

Twitterで、Clojure(script)のコントリビュータである@athos0220さんから、leiningenをインストールできて不自由を感じていないのであれば、上記のclojureパッケージは必ずしも必要ではないとコメントをいただきましたので、上記に環境構築方法で問題ないようです。@athos0220さん、ありがとうございました。