Manjaro OpenBox
ここ最近、何かとストレスフルな状況だったので、気分転換にManjaro Linuxのデスクトップ環境を変えることにしました。以前まではXfceを使用しておりましたが、今回はOpenBoxにしました。OpenBoxは非常にスッキリとしたおしゃれ、かつPCにも優しいデスクトップ環境です。それはともかくとして、今回クリーンインストールしましたので、またゼロから環境作りを行いました。日本語入力・出力の設定、各言語の開発環境の構築、エディタの設定など、しばらくやっていないと忘れそうなものばかり。
今回は少々面倒だったJavaとClojureの環境作りについて書き留めておきます。
Java環境構築
以前Xfceのほうを使っていた時は、確か自身で整えたのではなく、もともと入っていたような気がします。しかし、今回のOpenBoxのほうでは、どうやら入っていないようだったので、諸々自分でインストールしなければなりませんでした。まずインストールするものは
java-runtime-common
とjava-environment-common
です。このjava-runtime-common
の中にarchlinux-java
というスクリプトが入っていて、これを使うことで、デフォルトの環境やバージョンの変更ができるようになります。パッケージマネージャからインストールできます。次にインストールするものは、私の場合JavaもClojureのleiningenも使う予定だったので、leiningenで推奨となっているOpenJDK8の諸々のものとなりました。
jre8-openjdk-headless
とjre8-openjdk
とjdk8-openjdk
とopenjdk8-doc
とopenjdk8-src
です。これらをインストールし、一応再起動します。すると以下のコマンドでJavaが使えるようになっていることが確認できるかと思います。(プロンプトの表示は簡略化のため、
$
にしています)
$ archlinux-java status
Available Java environments:
java-8-openjdk (default)
$
Javaさえ使えるようになっていれば、leiningenは公式ドキュメントの指示通りにしていけばインストールできます。leiningenが使えるようになれば、Clojureも使えるようになります。パッケージマネージャには
clojure
というパッケージもあります。こちらはOpenJDK13になっているので、このあたりでちょっとわからなくなってしまいましたが、leiningenの推奨がOpenJDK8だったので、とりあえずこのパッケージは見送りました。正直どれが正解なのかはわからないので、詳しい方がいらっしゃいましたら、教えていただきたい。
追記(2019/11/14)
Twitterで、Clojure(script)のコントリビュータである@athos0220さんから、leiningenをインストールできて不自由を感じていないのであれば、上記のclojure
パッケージは必ずしも必要ではないとコメントをいただきましたので、上記に環境構築方法で問題ないようです。@athos0220さん、ありがとうございました。