入れ替えたと言っても……
ずっと Manjaro Linux Xfce Illyria を使っていたのですが、長く使っていると管理が雑になったり、不要なものが残っていたりして、なんとなくもっさり感がでてきたり、動きがおかしいものが出てきたりします。これは Manjaro Linux のせいではなく、完全に自分のせいです。だからといって、事細かく見直すのも面倒なので、このGWを利用して最新版に入れ替える決意しました(本来 Arch系は、ちゃんと管理できれば、このような入れ替え作業は不要なものです)
ところで、Illyriaってコードネームは、調べてみたところ、イリュリアと読み、実在の小惑星の名前らしいです。今回入れ替えた最新版 Manjaro Linux Xfce のコードネームはQonosだそうで、これまた調べてみたところ、クロノスと読み、スタートレックに出てくる惑星だそうです……ネタ切れだなきっと……
まずはISOイメージをダウンロードし、USBにddし、ブータブルUSBを作成する。(私のマシンのデバイス名は/dev/sdb)
$ sudo dd bs=4M if=/path/to/~.iso of=/dev/sdb status=progress oflag=sync
そしてUSBで起動し、インストールに入る。Manjaro Linux Xfce は、日本語に対応しているので(日本語入力は別途設定が必要)文字化けなどはしません。インストーラーを使って、手順に従ってインストールします。
インストール完了後、まずはファイヤーウォール設定ツールをONにしておく。そして
$ sudo pacman -Syu
-Syu
は、パッケージのデータベースをアップデートし、すべてのパッケージをアップデートします。ミラーサーバーを変更した場合は-Syyu
とするはず。間違っていたらご指摘ください。
次に日本語入力できるようにします。
$ sudo pacman -S fcitx-im fcitx-mozc
そして.xprofile
と.xinitrc
に以下を追記
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
そして再起動。
これで日本語入力できるようになります。
まっさらな気持ちで
さて心機一転、まっさらな気持ちで環境を作っていこう!前回OSでは、インストールしたものの結局ほとんど使わなかったなんてものもあったので、今回はよく使うもの、今後勉強するものを厳選してインストールしていこうと思う。
OCaml環境を整えようとOpamをインストールし、opam init
しようとしたらエラーが発生しました。もし同様のエラーに困っている方がいましたら、make
とpatch
をインストールしてください。問題が解決されます。
エディタはここ最近VisualStudioCodeが流行っているようなので、迷いましたが(毎回迷う)、とりあえずEmacsをインストール。
でも今回は入れてみようかな……
感想
ちょっと気分が停滞している時だったので、OS入れ替えは、いい気分転換になりました。また諸々の不要物もクリーンになり、非常に快適に動作しています。Arch系は基本入れ替え不要なOSですが、定期的にこういうことをするのも良いかもしれません。