ThinkPadの魅力
ThinkPadと言えば、赤ポチことトラックポイントですが、これは正直なところ好みが分かれます。使い慣れたら便利な代物ですが、要らないという方もいらっしゃいます。しかし、なぜこのような形になったのかを考えるとおそらく好きになる方も出てくるのではないでしょうか。
まず赤ポチの不得意なことから書いておきます。
赤ポチはカーソル中心の作業には向いてない、と個人的には思っています。カーソル中心の作業ではマウスの方が操作しやすいです。例えば、イラスト作成や画像・写真編集、ゲームなど。力加減を気にしながらそんな作業やってられません。
赤ポチの魅力は、まず配置にあります。赤ポチは、日本語キーボードでいうと、GとHの間、Bの上にいます。ホームポジション（FとJ）をとった時、非常に近い、むしろ隣にいます。これはVimキーバインドでノーマルモードに切り替える際に、ESCが遠いからjjに変更するのと同じ発想です。赤ポチは、自分が意図的に触らない限り、余計なことはしません。
ThinkPadのキーボードもまた、タイピングしやすいようになっています。よくあるノートパソコンのキーボードのキーは平らなことが多くないでしょうか？しかし、ThinkPadのキーは少し湾曲していて、指にフィットするんです。そして程よく”打った”感があります。
つまり、ThinkPadはタイピングを中心とした作業、例えば文書作成、プログラミングなどがしやすいような設計になっているのです。
シリーズの違いについて
ThinkPadには９つのシリーズがあり、以下のような違いがあります。
- X1
- 薄型軽量フラッグシップノートPC。パワフルパフォーマンス。高セキュリティ
- P
- パワフルモバイルワークステーション。高速プロセッサ・グラフィックス。
- T
- ハイパフォーマンスビジネスノートPC。パワフルプロセッサ。高耐久性
- X
- 薄型・軽量ビジネスモバイルPC。パワフルパフォーマンス。高耐久性
- E
- スタイリッシュなスタンダードビジネスノートPC。優れたパフォーマンス・生産性・セキュリティ。
- L
- メインストリームビジネスノートPC。確かなセキュリティとプライバシー機能。現在私が使用しているモデルがこのシリーズで、グラフィック性能はよろしくないですが、プログラミングするには十分。ゲームはほぼ無理です。
- C
- ビジネスにも最適なChromebook
- Yoga
- マルチモードビジネスモバイル
- Z
- 性能やデザイン性に加え、環境にも配慮
私が使っているのはLシリーズの５６０です。古い機種ですが、かれこれ６年以上は使っています。まだまだ壊れる気配がございません。
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