激しさを増す災害
近年、日本で起こる災害の頻度および規模が大きくなっているように思います。この夏の雨は、まるで熱帯雨林地帯のスコールのような状態でした。さらに台風の頻度も高くて、激しい。地震の頻度も高くなっています。日本列島はそもそも2300万年前から530万年前の中新世にユーラシア大陸から分離して形成された列島だそうです。したがって、その流れで考えると日本列島はゆっくり時間をかけて、太平洋の方へ向かって動いているのではないかと思います。そして動くからには何かしらの摩擦が生じるだろうし、何かにぶつかることもあるだろうと、それが地震を引き起こすものなのだろうと、専門的な知識のない私ですが、いつの日か日本列島は海に沈むのだろうなと、そのような想像をしています。地球は私達の時間とは全く違う時間を持っていて、その時間の中でゆっくりと活動しているのだろう。私達は地球にとってはあまりにも小さい。太刀打ちできる相手ではないのだろうと思う。しかしながら、そう簡単に諦めるのはシャクである、例え相手が地球であってもせっかく生きているのだから。
どう抗うか
災害に見舞われた時、最初に発動する本能は生きようとする生存本能だろう。元々体育会系と言えども、歳とともに運動不足気味になり、衰えている私はきっと最初の生存本能が発動した際、運動会の時のお父さんのようなコケ方をしてしまうだろう。そして生き延びることができないだろう。それはまずい。かと言って、バキバキの筋肉を手に入れると次に発動する本能に支障が出るので、低燃費で動ける体づくりが重要である。効率の良い体の動きは力をあまり必要としない。再び中国拳法の套路から始めることにする。次に来る本能は、生存本能一つでもあるだろうが、水・食べ物に対する不安を取り除こうとするものだろう。とりわけ水の確保は重要である。私が理想とするのは泥水でも飲めちゃう体であるが、幼い頃より胃腸は割りかし敏感な作りなため、おそらくお腹急降下の後、脱水状態となり、結果、土に帰ることになるだろう。
ここは誰かの知恵を借りるべきである。LIFESAVER bottleである。
- 干し飯
- かたやき
- 兵糧丸
- 飢渇丸
- 水渇丸
火は食べ物にも暖を取るにも心の落ち着きにも良いようだ。原始的な方法で火を起こすことも可能ではあるが、せっかく人間が作った便利なものがあるのだから、それを使うことにしよう。Zippoライターである。風に強い。後はバイオライトのキャンプストーブが便利な気がする。
まとめ
ここまでで電気の類は一切ない。なぜなら人間は電気がなくても生きていけるはずだからである。昔の人々は現に電気のない生活が日常だったのだから、我々もできないわけはないのである。連絡を取る手段は災害が落ち着いてから考えれば良いのではないだろうか。もし自分のいない地域で知人が災害に見舞われたとしても、自分ができることは無事を祈ることだけなのである。また逆の立場であるならば、こう言うだろう。「無事なわけないだろ」最終的に災害に備えて予め用意すべきものは、以下のようなものになった。
- 低燃費で動ける体
- 生きる気持ち
- 知恵
- 干し飯
- 新聞紙(寝る時に良いし、その他にも使える)
- 釣具(針、糸、おもり、疑似餌など少々)
- ナイフ
- 石鹸
- ポケット図鑑
- LIFESAVER bottle
- Zippoライターとオイル
- バイオライトのキャンプストーブ